棒の手は愛知県の代表的な民俗芸能の一つであり、「長久手の棒の手」は昭和31年6月21日に県の無形民俗文化財に指定されています。
棒の手の起源ははっきりした資料がなく定説がないものの、一説には城下の農民に武術を習得させたのが始まりで、丹羽氏の勢力が増大するのに従い各地に広まったとする説や、修験道に起源を求めた説もあるそうです。棒の手は、戦中戦後に一時衰退したが、昭和30年頃から各地で保存会が組織され氏子祭礼、馬の塔などの行事とともに受け継がれてきました。
長久手市棒の手保存会を中心に
・見当流
・起倒流
・鷹羽剣藤流
・藤巻剣藤流
の四流派がありその各流派ごと、地域ごとにそれぞれ保存会が組織され活動して今日に伝えられているそうです。
長久手古戦場小園内にある郷土資料室にも棒の手の巻物や衣装など常設展示されているので、是非ご覧になってください。
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http://www.city.nagakute.lg.jp/gakushu/rekishi/shiryoshitu/index.html